
Googleアナリティクスからランディングページについて説明と分析方法を説明します。また、通常のページについても補足説明を加えてみました。
ランディングページとは、検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。訪問者がホームページに着地する(land)イメージからこの名前がつきました。略してLPとも呼ばれます。
続いて分析方法についてです。ランディングページは、そのままページごとの効果をみて、直帰率が高いからページを入れ替えてみよう。またはページ自体を修正してみようと判断がすぐにできますよね。ただなんとなくわかるけど、どれから修正して行ったら良いかは難しいと思います。そこで、みる方法を説明していきます。
指標の組み合わせで判断すること
Googleアナリティクスを開いて、行動>サイトコンテンツ>ランディングページを選択してください。

ここでみるべき指標は4つです。
1 セッション
2 直帰率
3 平均セッション時間
4 キーワード
5 コンバージョン率
6 問合せ数
それぞれ説明していきます。
・セッション数 ✖️ 直帰率 ✖️ 平均セッション時間
ランディングページごとにどの程度セッションがあるかの程度をみます。この数値だけでは、特に判断できないので、ここで次の直帰率をみていきます。
結果
自社サイトでどのページが一番セッション数が多いのかを把握でき、そのページがきちんと読まれているのか、すぐに直帰されてしまうのかを判断することができます。
対応例(キーワード)
例えば、すぐに直帰冴えている場合、直帰率が高く出ているので、ページの差し替えか修正をしなくてはいけないのですが、どのように修正したら良いかわかりません。そこでキーワードと掲載順位を加えて調査します。どのようなキーワードや掲載順位で自社サイトに流入してきているのか、自社サイト以外の競合はどのような情報を掲載しているのかも合わせて参考にしながら自分でページのイメージを作り対応します。

※キーワードを取得する場合、事前にGoogleサーチコンソールにサイトを登録していることが必要です。また登録後、Googleアナリティクスの管理から自社URLを設定します。とても簡単です。管理>プロパティ設定>Search Consoleを選択します。

・セッション数 ✖️コンバージョン率(=問合せ数)
セッション数が多い順になれば、次にコンバージョン率を他のページと比較します。基本的には全体平均と比較すると判断しやすいかと思います。もし全体平均より低いコンバージョン率であれば、どこで離脱しているのかを調査します。
対応
単一ページであれば直帰率で判断すれば良いのですが、大抵は複数のページ遷移後に目標となるページにたどり着くと思います。なので目標となるページにたどり着くページのコンバージョン率も合わせてみていきます。コンバージョン率を押し下げているページが見つかるはずです。
補足:ナビゲーションサマリーをみて判断
主導線となる各ページの前後をみるときに判断しやすい見方になります。行動>サイトコンテンツ>すべてのページ (ナビゲーションサマリータブを選択)

主導線の各ページをそれぞれみて、紐づけていくと、ロードマップが出来上がり、主導線の遷移イメージをもつことができ、どこのページで離脱してしまうのかをみることができます。
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